小嶋貴之

見知らぬ乗客の小嶋貴之のネタバレレビュー・内容・結末

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

前半で情報が整理されて提示されるのが巧妙。
中盤以降はそこに細かい裏切りを加えて物語が加速していくのも見事。
冒頭の見せ方から、メガネに映る絞殺シーンだったり、影の使い方だったり、テニスシーンの一人だけボールを追ってないブルーノだったり、ビジュアルも面白い。というか才気が爆発してる。

ただ部分的に強引だったり、ブルーノが派手に動き過ぎだったり、彼の本当の行動原理にまで物語がリーチしないのは物足りなかった、
小嶋貴之

小嶋貴之