・映像が綺麗だった、カラフルな住宅に車、銀行も城もどれもが非現実的でしゃれている
・登場人物達が個性的で先の展開が読めなかった
・ストーリーはもやもやする展開
・ヒロインのキムが保身的な割にしっかり破滅に導くので嫌だった。ジムにあれこれ言う前に自分で彼の潔白を釈明すべき。それで済む話なのにどんどん拗れて手に負えなくなる。自業自得な割に自分だけ助かっている。
・ジョイスが最後感傷に浸っているように見えてそれすらもムカついた。
・主人公もなんでキムみたいなやつを見限らず愛し続けられるのか分からない。キムよりもペグの優しさを重視してほしい。
・結局これは何を意味する映画だったのか分からない。他の人とは違う個性を持った人間が、最初は受け入れられるけど、一つでも過ちを犯すだけで簡単に手のひらを返される。そういう状況は確かに現実に置き換えることができるけれど、彼はその状況を受け入れてしまっているし、どこかで諦めている。だから、本物の手を手に入れようとすることも、弁解しようとすることもしない。そして、その諦めが結局のところ彼を一人で生きる運命へと導いた。そしてどこから手に入れてきたのかわからない氷でひたすら像を作って生きる。愛する人だっていたのに。今の自分に刺さる要素はなかった。
・けれど、映像は本当に綺麗で、パステルカラーの家々や、車、ペグの格好、インテリア、屋敷、銀行、どのシーンも心惹かれるものがあった。