saviculo

春にして君を想う/ミッシング・エンジェルのsaviculoのレビュー・感想・評価

-
タイトルを思い出すだけで胸がいっぱいになる。
公開間近のときにチラシはもらってきたものの、あまりピンとこなくてしまい込んでいた。
何のきっかけでかはもう忘れてしまったけれど、レンタルビデオ屋で借りて観たのが20数年前のこと。
あの頃まだ若かったけれど、ものすごく胸を打たれて、ずっと忘れられない大切な映画のひとつになった。
初めて観た時と変わらず、ゲイリとステラが靴を買いに行くシーンと、故郷に帰ってステラが草むらをゆっくり歩くシーンにじんときた。
年齢的にゲイリとステラに近づいたせいか、観終えた今もっともっとずっしりときている。ゲイリの表情からも微妙な心の変化がほんの少しだけれど読み取れるようになった気がする。
それにしても、ブルーノ・ガンツはほんとうに天使なんじゃないかな。
saviculo

saviculo