大鳥涙

ベロニカ・フォスのあこがれの大鳥涙のレビュー・感想・評価

3.5
U-NEXT
奥行きと陰影に富むファスビンダーのモノクロームだった。光と闇が隣り合わせに巣食う世の中だが、ドイツの歴史が物語に絡むとそれが怖立つ。
本作には伝統的なドイツ表現主義を強く感じる。結局ニュージャーマンシネマって一体何だったんだろう。Oberhausener Manifestは何処に行ったんだろう。
大鳥涙

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