スポ根としても青春ものとしてもシスターフッド映画としてもクオリティが高く、ドリューバリモアの監督としての才能が光る。この1作しか監督作品を出していないのが残念に感じるほどに
冴えない少女がローラーゲームに出会い熱中し、親との確執に苦しみながら青春を生きるフォーマットはベタながら結局熱い
役者陣も素晴らしいキャスティングだが、特に監督でもあるドリューバリモアと敵チームのジュリエットルイスの存在感が強い
主人公は親に縛られ、ライバルのジュリエットルイスは遅咲きだった過去の自分に縛れ、ある種の閉塞感に苛まれる2人の激突が熱いし最高に面白い