★愛は、不意に生まれて、不意に消えゆくもの。
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ずっと自分を愛してくれる人なんていない。両親だっていつか死ぬ。親友だって些細なケンカで絶縁になるかもしれない。
恋人なんぞもってのほか。飽きたら捨てられる。なんて思わないと、生きていけない。そうなったときの傷を最小限に抑えるために。
そういう意味で言えば本作、"愛は不意に消えゆくもの"という今の自分の曲がった考えを肯定してくれる映画のように感じる(あくまで個人の感想)。
そもそも、誕生を喜ばれない命だってある。孤児院で短い一生を終える人生だってある。
でも、それでも愛されるために人は努力する。その先に傷つく未来が待っていてもやめられない。