★ 淡々と人を苦しめるむごさ。とんでもない問題作を見た。
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突然の来訪者。見た目はふつうの青年たちだが、何かがおかしい。家族と別荘で楽しく過ごすはずだったのに、不穏な空気が漂う。
そういえば愛犬の姿がない。外から戻ってきた一人の青年の手にはゴルフドライバー。違和感が確信に変わったとき、それが夫に振りかざされる。痛みに絶叫する声が、"ファニーゲーム"の幕開けを告げる。
…とんでもない問題作を見てしまった。ただひたすら家族を苦しめていく猟奇さは、ある種の好奇心を満たしてくれる。"次はどんなひどいことをするのだろうか？"と目が離せなくなってしまった。
人間のおぞましさを淡々と描いた問題作。言うまでもなく、この世で1番危険な生物は人間だ。
