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巴里のアメリカ人のkazu1961のレビュー・感想・評価

巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)
3.8
「巴里のアメリカ人」
原題「An American in Paris」
1952/5/2公開 アメリカ作品 2017-257
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
1952年第24回 アカデミー賞作品賞

翌年の「雨に唄えば」に続くジーン・ケリーの絶頂期の作品です。
所狭しとシャープで力強く、ガーシュウィンのリズミカルな楽曲とのハーモニーで躍るジーン・ケリーは素晴らしいです。
ラストの18分にも及ぶガーシュウィンの交響詩、「パリのアメリカ人」をレスリー・キャロンと共にフルに踊り切るシーンは圧巻です。セットもパリをイメージしたものが素晴らしい!!
喜びや悲しみを圧巻のダンスで表現してるのを引き込まれて何も考えずに感じる、そんな作品です。

1951年度のアカデミー作品賞をはじめ、8つの部門に受賞したテクニカラーのダンス・ミュージカル映画。主演はジーン・ケリーと彼がフランスで発見したバレリーナのレスリー・キャロンで、監督はヴィンセント・ミネリ、製作・配給はメトロ・ゴールドウィン・メイヤー。パリを舞台として、アメリカ人の画家とフランス人の女性の恋を描く。『雨に唄えば』とともに、ジーン・ケリーが主演するミュージカル映画の傑作とされ、その後アメリカ国立フィルム登録簿に保存されている。
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