圧倒的に物足りん
チャック・ノリス主演の本作が配信で上がってたので鑑賞。
先に見た『地獄のコマンド』より全てにおいて物足りなかった。
80年代を牽引するアクション・スターなのだが、如何せん作品に恵まれなかった。
格闘家の面を持っているのだから、肉弾アクションで良かったはずなのに。
まあ、格闘家でもあり軍人でもあるわけだから、ドンパチ系に行ってしまうのも分かる。
スタローンやシュワルツェネッガーがそれで成功しているのでなおのこと。
映画人としてのキャリアは負けているが、『ドラゴンへの道』でのブルース・リーとの共演は、映画ファンの記憶に強く焼き付けられている。
近年は『エクスペンダブルズ2』でスタローン、シュワルツェネッガーと共演を果たしている。
本作の感想に戻って、ベトナム戦争のMIAを独自に探して救出するという『ランボー2』に似たストーリーであるが、やっぱり地味というか、規模感が全然違う。
繰り返しになるが、作品に恵まれなかったのは残念に思う。