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コーヒー&シガレッツのkazu1961のレビュー・感想・評価

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)
3.7
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-028 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋まったりと、スタイリッシュで粋な作品。ストーリーなんかは無いんだけど、ただコーヒーとタバコを嗜みながら、テーブルを囲む人たちの会話をただただ聞くだけの作品。でもこれがなんとも言えず心地よいです。。。

🖋本作、1986年にアメリカの人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」の依頼でジャームッシュが断片的に撮影した11の作品からなるオムニバス映画です。97分の間に11ものショートストーリーがあるわけなので、10分も経たないうちに次から次へとエピソードが変わっていきます。ユーモラスなものから考えさせられるものまで多彩なエピソードに魅入ってしまいます。欧米特有の人種、文化、性格のすれ違い、そのごちゃ混ぜ感が病みつきになる作品ですね。

🖋そしてその豪華キャストがまた実名でその役どころを演じています。ロベルト・ベニーニ、スティーヴ・ブシェミ、イギー・ポップ、トム・ウェイツ、ケイト・ブランシェット、アルフレッド・モリーナ、スティーヴ・クーガン、ビル・マーレイ、GZA、RZAら映画&音楽界の大物が勢揃いしています。

🖋個人的にはビル・マーレイ×RZAとGZA(ウータン・クラン)のエピソードが大好き!!みんながノリノリで撮影しているのが伝わってきて微笑んでしまいます。

😊Story:(参考: yahoo movies )
『スパイダーマン2』のドクター・オクトパス役を演じていたアルフレッド・モリーナ(本人)が、ロスにやってきた『24アワー・パーティー・ピープル』のスティーブ・クーガン(本人)に面会を切望。「今度休暇旅行にどう? 2人だけで」「自宅の電話番号を教えてくれよ」と迫るアルフレッドに、真意をつかめないスティーブは……。(『いとこ?』より)

①「変な出会い」(STRANGE TO MEET YOU):ロベルト・ベニーニ、スティーヴン・ライト
②「双子」(TWINS):ジョイ・リー、サンキ・リー、スティーヴ・ブシェミ
③「カリフォルニアのどこかで」(SOMEWHERE IN CALIFORNIA):イギー・ポップ、 トム・ウェイツ
④「それは命取り」(THOSE THINGS'LL KILL YA):ジョー・リガーノ、ヴィニー・ヴェラ、ヴィニー・ヴェラ・Jr
⑤「ルネ」(RENEE):ルネ・フレンチ、E・J・ロドリゲス
⑥「問題なし」(NO PROBLEM):アレックス・デスカス、イザック・ド・バンコレ
⑦「いとこ同士」(COUSINS):ケイト・ブランシェット
⑧「ジャック、メグにテスラコイルを見せる」(JACK SHOWS MEG HIS TESLA COIL):メグ・ホワイト、ジャック・ホワイト
⑨「いとこ同士?」(COUSINS ?):アルフレッド・モリーナ、スティーヴ・クーガン
⑩「幻覚」(DELIRIUM):GZA、RZA、ビル・マーレイ
11「シャンパン」(CHAMPAGNE):ビル・ライス、テイラー・ミード

🔸Database🔸
・邦題 :『コーヒー&シガレッツ』
・原題 :『Coffee and Cigarettes』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 2003
・日本公開 : 2005/04/02
・上映時間 : 97分
・受賞 : ※※※
・監督 : ジム・ジャームッシュ
・脚本 : ジム・ジャームッシュ
・原作 : ※※※
・撮影 : トム・ディチロ、フレデリック・エルムズ他
・音楽 :
・出演 :

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
さまざまな登場人物がコーヒーを飲み、タバコをくゆらしながら繰り広げる11のエピソードを、ジム・ジャームッシュ監督がつづったショートストーリー集。1986年にアメリカの人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」の依頼で撮影された、ロベルト・ベニーニとスティーブン・ライト出演の短編「コーヒー&シガレッツ 変な出会い」をきっかけにスタートし、89年には2話目のジョイ・リー、サンキ・リー、スティーブ・ブシェーミ出演の「双子」が製作され、93年に製作された「カリフォルニアのどこかで」ではイギー・ポップとトム・ウェイツが共演し、カンヌ国際映画祭の短編部門で最高賞を受賞。それ以降も10年以上にわたって撮りためられた、全11編を収録。そのほかの出演にビル・マーレイ、ケイト・ブランシェット、アルフレッド・モリーナ、スティーブ・クーガンら。
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