マサ

ベルリン・アレクサンダー広場のマサのレビュー・感想・評価

3.5
恋人を衝動的に殺した罪で刑に服していた主人公フランツ。ついに出所した彼は堅気に生きることを誓うが、混乱を極めた20年代ベルリンの混沌に呑み込まれ、破滅へと向かっていく。

全14話15時間、ようやく観終わりました。最初の1/3くらい退屈で、残酷非道の悪人ラインホルトが登場してから一気に面白くなり、フランツを愛する少女のような娼婦ミーツェも面白かったですが、最後の方はまた失速気味だった印象です。エピローグ(最終回)の暴力的なコラージュは確かに凄まじかったですが、それにしても前振りが長いです。その割に展開は少なく、キャラの魅力やぶつかり合いも希薄です。
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