レイチェル

男の敵のレイチェルのレビュー・感想・評価

男の敵(1935年製作の映画)
4.2
主演のヴィクター・マクラグレンがアカデミー賞主演男優賞であるジョン・フォード監督の大傑作。

懸賞金に目が眩んで友人を売った密告者ヴィクター。頭は弱いが腕力が強い大男。彼らはIRA(反英武装組織)。

懸賞金をかけられた友人のポスターが風に吹かれてヴィクターの脚に絡みつき、離そうとしても離れない。このシーンが全てを物語って最高。

IRAの家族の苦悩がとても切なく、その際の銃撃戦も迫力があった。

これで終わりかなと思ってからのドキドキのラストまで素晴らしい。
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