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忠次旅日記 御用篇のジャンのレビュー・感想・評価

忠次旅日記 御用篇(1927年製作の映画)
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パーツごとの連鎖でお話が進んでいくが、各パーツがそれぞれ生き生きとした技法に溢れていて観ていてずっと高揚感が続く。勘太郎に杖を渡すときの忠次の手のクロースアップに満ちた情動、お品が子分のうちの裏切り者を炙り出すシーン、緊張感がソビエト的モンタージュにより最高潮に高まったところに、お品が裏切り者を銃で討ち殺す場面など、忘れがたい部分が数々ある。
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