ちゃんしん

グッドフェローズのちゃんしんのレビュー・感想・評価

グッドフェローズ(1990年製作の映画)
4.2
当然の末路…。

調子が良い時は「グッドフェローズ」。
ヘタをした時は「ただの邪魔者」。
それが半グレや反社社会の現実だろう…。

結局、金の繋がりでしかない。
ほんとの仲間意識なんて皆無…。
だから、今のように誰もが使い捨てに出来るような仕組みで犯罪を仕組んでる。
いろんな形で個人情報とか弱味を握りその役割に引きずり込む…。
犯罪を犯す勇気で人生を台無しにするより、機関に真実を話す勇気で人生を取り戻すことを目指すことの方がまだ良い。
悪い奴らが一番怖れるのは全てがバレてしまうこと。
必死に犯罪がバレないようにしてる…、ということはバレるのが一番嫌なことだということだ。
自ら犯罪を犯して取り返しがつかなくなる前に人生を取り戻す勇気を持つ。
自分の身の危険を承知で犯罪を犯す半グレ、反社はいない…。
バレないように犯罪を犯すのが半グレ、反社の常套手段。
犯罪の仕組みがバレればバレるほど犯罪が出来ない世の中になる。
言いなりは半グレ、反社の思うツボにハマり続けるだけだ…。

調子が良い時は仲間…、金の切れ目が縁の切れ目…。
上手く描かれている。

数あるマフィアものの中で、この作品でのレイ・リオッタさんとジョー・ペシさんの演技はやっぱりいいなと思う…。
ちゃんしん

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