王冠と霜月いつか

レイダース/失われたアーク《聖櫃》の王冠と霜月いつかのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『また繰り返しだな!
君が見つけて、私がいただく。』

過去に鑑賞済みだけれどレビューを書いてない映画を改めてその③

原案:ジョージ・ルーカス
脚本:ローレンス・カスダン
音楽:ジョン・ウィリアムス
主演:ハリソン・フォード
監督:スティーヴン・スピルバーグ
凄い面子にも程がありますね。そりゃあオスカー五冠だわな。
STAR WARSオマージュとかあるらしいですけれど、全部見逃してます(笑)

これこそ王道の冒険アクション映画で、ジョージ・ルーカスはトレジャーハンティング映画を、スピルバーグは007のようなアクション映画を撮りたかったというお二人の希望が上手く合致して映画化、大ヒット~シリーズ化にも成功となり現在に至る訳で。あ、インディの父親で、ショーン・コネリーが出るのもそういう事情なんですね。まあ、特殊効果、CGなんてそんなに使わなくても、撮り方で、なんとでも面白く出来る映画の見本でしょうね(単純にCGの技術やコストの問題かも知れませんが)確か、以前はインディ・ジョーンズはタイトルに入っていなかったんですが、シリーズ化したので改題に至ったのでしょう。

大好きなシーン
市場で、大刀を振るう男とインディが闘うシーン。面倒臭そうな顔でインディが鞭ではなく銃を抜いて1発撃って終わり。のシーンは間が良くて好きなシーンですが、元々、凄い立ち回りシーンだった筈が、キャスト&スタッフ(スピルバーグ監督除く)全員が食中毒で動けない所為での苦肉の策というのが…

皆さんにお勧めしたい映画の筆頭に挙がる作品だと思いますが、蜘蛛、蛇系が苦手な方はお気をつけ下さい。念の為。

2023年6月公開の新作も期待しますが、
ハリソン・フォード齢80歳
もうレイダースのようなタフなアクションは演技だとしても説得力がありませんがどうするんでしょう?

結局、インディ博士は聖櫃の中身を知ることは出来なかったんですが、まあ、マリオンと一杯(で済むとは思えませんけど)やって忘れたら良いんじゃないんですか?

ちなみにマリオン役のカレン・アレンは、先にレビューを挙げている、「スターマン」で、ヒロイン役を演じてます。その繋がりで今回久しぶりにレイダースを観たんですが、未鑑賞の続編クリスタルスカルの王国にも同役で出演してるそうですので、後程鑑賞しようとおもいます。スターマンでは夫を失った悲しみを抱える役柄だったので、重めの演技でしたけど、レイダースでは酒飲みで、インディもぶん殴るような明るいはっちゃけキャラで、とても魅力的でした。垂れ目で、スタイルが凄く良いのと、細くて尖っているけど割れている顎がキュートですね。

終わりに…ジョジョの奇妙な冒険という漫画がありまして、その第二部、第三部に登場する、ジョセフ・ジョースターは大好きなキャラクターの一人なんですが、そのビジュアルが(特に三部)ハリソン・フォード+ショーン・コネリーっぽいなと思います。
荒木飛呂彦先生は映画大好きな方で作品にアイデアとして取り入れたりすることも多いので、参考にされたのかも知れません。
逃げるんだよ!スモーキー!!