ねね

隣の女のねねのレビュー・感想・評価

隣の女(1981年製作の映画)
4.5
学生時代、何故か試写会の券貰って、興味本位で多摩の奥地から有楽町まではるばる。劇場には当時の真面目そうなオシャレな大人の女性が大多数で「場違い」を感じたのが先ず一つ。終演後、涙を流してる人がポツポツと周りに。正直解らなかった。主人公らも特に美男美女でも無ければ、中流とは言え住んでる家も普通だし。。。良くわからん地方都市でパリじゃないし。そして中年になってもう一度観たら、ジワっと来ました。大衆車に乗ってスーパーに行くような普通の人間に襲いかかる情熱の嵐、それも命さえも消し去るような。心に残る映画の一つです。
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