菩薩

私生活のない女の菩薩のレビュー・感想・評価

私生活のない女(1984年製作の映画)
3.5
開始10分くらいで井森美幸ダンスが全裸で開始されたからなんやねんと思ってたらその後はひたすらハリウッドザコシショウの誇張モノマネみたいのが続いて更になんやねんとなり最終的に蒲田行進曲になったから結局なんやねんな!!!となった。作風と言うよりもはや「芸風」と言うべきズラウスキー節が炸裂し過ぎていて何も掴めなかったが、映画製作映画である事だけは確かで、ドフトエフスキー的な混沌に当時の東欧の政治状況の混乱が乗っかり映画自体が発狂している。撮影から何からトチ狂っているが、確かにベタなスター誕生物語でもある…(?)。いや、結局何だったんだこれは…今はめちゃくちゃおっぱいだなとしか思えない…。これ多分誰が観てもまともな評を書けない、そこがズラウスキーの良さでもあるのか。
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