もう20年前ですって。
時の流れは恐ろしい…。
パラダイス・リゲインドを観るので、555を何か観ておこうと思いまして。
怪人オルフェノクに、人間が淘汰された後の物語。
人間の残存人数が、TVの片隅にニュース速報のようにカウントされてる世界。
なんたる絶望、世紀末。
ディストピアSFとしても面白い。
ちゅーか、カッコ良すぎじゃありませんか?
バトルシーンの音楽やガジェットの魅せ方一つ取ってもセンスがキレ味抜群で、メカニカルな555のライダー達の良さを遺憾無く発揮していた。
特にサイガが首を掻き切るジェスチャーをしてBGMのロックギターが鳴り始めるシーン。
キレて挑発に乗った草加がボコボコにされるところまでセットで大好き。
唐突にエモいBGMと共に始まる若干チープなメロドラマも、ギリ推せる。
これ観てその年のクリスマスに持ってなかったカイザやデルタのベルトでなく、サイガの変身ベルトを親にねだった幼稚園児の私は、自分で言うのはなんだけど、割とセンス良い。