ひろあき

緑の光線のひろあきのレビュー・感想・評価

緑の光線(1986年製作の映画)
3.8
Ah ! Que le temps vienne où les cœurs s’éprennent. (心という心の燃えるときよ 来い)という冒頭の詩はランボーから。

Vienneヴィエンヌとs’éprennent セプレンヌで韻を踏んで居るので、

「あぁ!胸のときめく時よ こい。」

の方が「ときめく」と「時」で頭韻があるので良いような。

心臓(le cœur)が複数形なので「心という心」と訳してるが、それは私とあなたの二つの心臓を暗示してるのかな?

そうだとすると「心と心のときめく〜」だと不自然なのでやはり最初の訳のほうが良いかもしれない。

映画はあまり面白くないが、ロメールに緑の光線を見せられてしまったことだけは確かだ…🟢
ひろあき

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