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K-9/友情に輝く星のLCのレビュー・感想・評価

K-9/友情に輝く星(1988年製作の映画)
4.0
やっとDVDを見つけたので待望の鑑賞!

警察ものとしてちゃんと緊張感のある場面もあるし、内容はタフ。
それなのに、終始ニコニコ楽しめる作品だった。
それは多分、やばい犯人たちに挑む主人公が犯人たちを凌ぐイカれっぷりで、且つお茶目で、そんな彼と行動を共にする警察犬が一筋縄ではいかない主人公を振り回す描写がかわいいからだと感じる。かっこいい、というよりも、主人公も警察犬も、憎めなくてかわいい。

息の合わない両者がドタバタと時間を重ねて、少しずつ息を合わせていく。その瞬間が、仕事中とは限らない。

まずは主人公の人となりを描き、丁寧だなあと理解し始めたところで犬さんが登場するので、期待に違わぬ犬のかわいさ、勇敢さ、憎めなさの描写に納得させられる。

作中、犬さんが全身で喜びを表現する場面で「l feel good !」とBGMが流れるが、見終わった時に自分も同様な気持ちになれる。I feel good!

犬映画の経験値を積むにあたって、避けて通れない1作だと思う。
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