このレビューはネタバレを含みます
男たちがこれでもかと醜態を晒す映画。
監督自身がヒモ男のクズっぷりをリアリティたっぷりに演じていた。この男には心底怒りが湧いたもの。
主人公マリー演じるミュウミュウがとことん可愛いくて、軽薄だけどそれだけで満足してしまうくらい。
ファッションもいいんだよなー。本にしてほしい。
ところどころに映し出される「赤」が印象的。赤い靴や赤いセーター、赤いライトに照らされて踊るシーンとか、ラストでマリーが着ていたジャケットも赤、そしてエンドロールの赤。
マリーが髪を短くしたのは、邦題のとおり心機一転というポジティブなメッセージならいいな。