プレコップ

パフォーマンスのプレコップのレビュー・感想・評価

パフォーマンス(1970年製作の映画)
3.8
OPとED以外の前半と後半で全く違う雰囲気の作品になっているのがすごい。

ミックジャガーの不思議な魅力と官能的なトリップ描写。それと序盤の緊張感のあるノワール感がいい感じにドリップされた後半のシーンが好きだったので、もう少しその雰囲気の場面を味わいたかった感がある。

でも、ジェームズフォックス演じる封建社会に生きるチャスと自由奔放でヒッピーの理想たるミックジャガー演じるターナー。この2人の間の交流が理想の世界へドラッグでトリップする瞬間の儚さと現実の邂逅、そしてそれはすぐに消滅するラスト含めとても良い映画ではあると思う。
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