エイプリル

ブレイブ ストーリーのエイプリルのネタバレレビュー・内容・結末

ブレイブ ストーリー(2006年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃見た時と大きく印象が違った。
まずワタルとミツルの家庭環境。
小さい頃は可哀想だな〜ぐらいでしたが、
両親の不倫、離婚、心中など解像度が上がったことにより2人への感情移入が強くなった。

小学生が抱えるには重すぎる運命だった。
それだけに特にワタルは成長が見てとれた。
ワタルさんと呼びたいぐらいに人の痛みがわかる子になったと思う。
それだけに原作と違う完全ご都合主義のハッピーエンドだけが残念だった!ワタルとミツル2人が過酷な冒険の果てにたどり着いた答えを無駄にしてしまうようなラストだったと感じた…
しかし原作へのリスペクトは節々感じられた。世界観、心理描写など流石の表現力だった。2006年のアニメ映画なのにクオリティが高いと感じました。まさに勇気の物語!
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