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扉を開けてのmitakosamaのレビュー・感想・評価

扉を開けて(1986年製作の映画)
2.6
原作は新井素子のファンタジー小説。

3人の大学生は超能力者。主人公のネコはサイコキネシス・ハルカ(おじさん)はテレポーテーション・ケイイチロウはライオン変化。
この3人組が異世界に召還され、英雄となり将軍の圧政を倒すという話。

ネコは80年代言語丸出しな女子大生。「〜つうの!」って言い方が懐かしい。なんとヒロインなのにタバコを噴かす。女子大生だから良いんだろうけど、正直ドン引きだ。
ハルカはナンパなシティボーイ。冴羽獠みたいなジャケットを着ている。
ケイイチロウは恋愛劇の噛ませ犬。
ラディンという中東っぽい名前の神官に召還され、ネコは伝説のネリューラとして祭り上げられ戦うことになる。

ネコの声はタレントなのかな?凄い下手。一方で敵の暴れん坊の声を荒勢が演じてるが、コレがなかなか上手い!元お相撲さんとは思えない程の演技派。

ネコは鉄ビキニのお姫様ディミダと仲良くなり微笑ましい。ディミダの声は
野文。ラムちゃんと違うテイストでどちらかというと弁天みたいなキャラだね。

神官のラディンは実は敵の親玉デュラン三世でした〜って言われても、この大ボスがスケールがデカいんだか小さいんだかよく判らん。敵の信念の強さとかイデオロギーが説得力無いんで、どうしても盛り上がりに欠けるね。
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