『この映画は1947年夏、敗戦2年後のベルリンで撮影された。爆撃と市街戦で破壊されたこの大都会に、350万人もの市民が飢えと絶望の中でギリギリの生活を強いられていた。敗戦国民として陥った悲惨な生活であり、意欲も信仰も失っていたのである。これはドイツ国民への非難でも弁護でもない。事実の紹介である。
子供への人権の認識が高まるのなら、製作者の労
も報いられる。』
教師がナチスのメタファーであることは明らか。ショタコンなのもキモくて嫌味っぽい。
結末は最悪。展開も最悪。
ドラマも特になく、ただ少年がよからぬ方向へ進んでいき、最悪の終わりを迎える。
戦争は子供の心をも腐らせる。
ただただ可哀想。
ロッセリーニ戦争三部作の中でダントツに好き。
今まで見た戦争映画の中でもトップ3に入る。
戦後の話なのに、なんでこんな残酷なんだろうな。