ミナズキ

上海から来た女のミナズキのレビュー・感想・評価

上海から来た女(1947年製作の映画)
4.0
オーソン・ウェルズ監督作品 92分

-2023/12/14(木)-
オーソン・ウェルズの映像美はやはり素晴らしい。
『オーソン・ウェルズのオセロ』、『市民ケーン』を見てきたが、『上海から来た女』の終盤の遊園地のシーンの映像美がすごい。
ブルースリーの『燃えよドラゴン』の鏡の間のシーンでオマージュされていた。が『上海から来た女』の方がモノクロ映画なのでより、映像美が際立ってた。
同じ、遊園地のシーンでの歪んだ景色は、『カリガリ博士』に似ている気がした。
ラスト、女から去っていくシーンも素晴らしい。"The END"の出し方もいい。
素晴らしい映像美を見てみたい人におすすめです。