ミナズキ

宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきましたのミナズキのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

パク・ギュテ監督作品。113分。

-2024/1/14(日)-⑨
あまり期待せずに見たけど、めちゃくちゃ面白かった。
『愛の不時着』は見ていないがかなり楽しめた。
たまたま拾った1等の宝くじが風に乗って軍事境界線を越えて北朝鮮の兵士に渡ってしまった。無事宝くじを換金して大金を手に入れることができるのか。という物語です。
宝くじを換金するために腕を折り隠れて銀行に行くことになった兵士が一番面白かった。大金を持って居るという事でバレないようにあたりを警戒して進んだ結果、逆に怪しい人物となりしまいには「変態兵士」と呼ばれるようになった。うどんを食ったり、寄り道しているシーンは笑った。
ドイツ語のシーン、北朝鮮の訓練の様子、家畜の繁殖シーンなど挙げるとキリがないほど笑いを誘うシーンが多かった。
私たちには北朝鮮の人々の感情、生活様式、どんな人がいるのか分からない。しかし、いずれこの映画のように抱き合い、握手し分かり合える日が来るのではないかという希望が少し感じられる映画になっていた。
それにして、韓国映画は面白い!
日本の大作映画なんかよりよっぽど見る価値があった。韓国映画はあまり見ないので有名な俳優が出ているかは知らないが、物語と演技力さえあれば有名、無名関係なく面白いものは面白いと分かった。こういう、面白く考えさせられる映画をもっとみたいな~。
後、パルコの中にあるセンチュリーシネマの雰囲気は凄く好きになった。また、センチュリーシネマにいって映画を見たい!