オーウェン

大列車作戦のオーウェンのレビュー・感想・評価

大列車作戦(1964年製作の映画)
3.9
第二次大戦の煽りで残されたフランスの美術品の数々。
ナチスの強奪を阻止するため、運転士のラビシュは遅延させたり妨害工作を仕掛ける。

当時の鉄道はそこまでスピードが速くないため、先に仕掛けを施したりなどが容易というのがアクションを生む。

他人であろうとも祖国のためという思いは、ナチへの反感という形で結束を強める。

反対に美術品を崇拝するという偏執狂の大佐というキャラも対立心を盛り上げる。

似た題材に「ミケランジェロ・プロジェクト」があるが、こちらの方が信念がより強く感じられる出来。
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