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少年猿飛佐助のhideharuのレビュー・感想・評価

少年猿飛佐助(1959年製作の映画)
2.3
2022.01.02レンタルDVDで再見。

これも子供の頃によくテレビで見たアニメ映画。1959年公開ということは約62年前の作品。ベネチアだかの児童映画賞を取ってるようですし、文部省推薦作品。

長編劇アニメとしては同じく東映の「白蛇伝」('58)が日本初と言われていますが、その翌年の作品ということは第2作目に当たるのでしょうか。
多分、今よりもお金を掛けて製作されていると思うので古いアニメながら動きは滑らかだと思いますが作画が今見るとどうしても古臭く感じます。
あまり可愛いとは言えないです。反対に妖怪なんかは雰囲気があって良いかも。
そしてディズニーを意識しているような動物キャラたち。少年佐助とその姉たちと仲良く暮らしています。真田幸村なんか出てくるあたりは昔の子供は「幸村だー!ワッー!」とかなるのでしょうか?

佐助が大山椒魚(夜叉姫の化身)に食われた友達の鹿の仇を討つために仙人に修行を付けてもらい忍術で夜叉姫と対決する話なのですがそれでは50分くらいで終わりそうなので真田幸村と佐助の姉さんとのロマンスやら山賊の手下とお転婆娘のやり取りなんかが付け足されている感じ。
原作はどうなっているのか知らないですけど。

多分、子供の頃に見た時は1時間くらいの放送枠でやってたと思います。短縮版だったのかもしれませんね。
「鬼滅」とか見てるような現代の子供には本作はどう映るのでしょうか?
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