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テルマ&ルイーズのfilmooのネタバレレビュー・内容・結末

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

リドリースコット7本目。
面白かった。テルマの夫絡みのシーンは大体笑えた。
アメリカンニューシネマの洗礼を受けたのは高校生の時に観た『イージーライダー』でラストシーンの衝撃は忘れられないが、それ以降に観たアメリカンニューシネマのバッドエンドに関しては衝撃の部分が取り除かれ悲しかったりもやもやするだけなことが多い。今作も途中で『俺たちに明日はない』を思い出し、案の定バッドエンドでもやもやしたが、飛び降りる車の姿だけは美しく感じた。
アクセルを踏む前のキスに深い意味は無く女性同士のスキンシップの範疇なのかもしれないが、キスを目にした後じわじわと今作ではレイプとDVとセクハラとフェミニズムとミサンドリーとLGBTをごちゃ混ぜにして語られているような気がしてきて嫌な気持ちになった。
終始スーザンサランドンが土屋アンナに見えてしまった。
ジーナデイヴィスが可愛かった。
リアルタイムで観ていたらハーヴェイカイテルとマイケルマドセンとブラッドピットの登場シーンにこんなにワクワクしないのかなと思った。
音楽に関しては数多くの挿入歌とハンスジマーの曲どちらもとても良かった。
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