健一

ダーティハリー2の健一のレビュー・感想・評価

ダーティハリー2(1973年製作の映画)
3.0
BSで放送していたので録画して深夜に鑑賞。

パート1 は20年前位にBSで鑑賞。
パート3 は何故か録画に失敗。
パート4 は録画出来たので後日鑑賞。
パート5 は劇場公開時鑑賞済。と。
ファンの方には申し訳ないが 本シリーズへの思い入れの無さに自分でも呆れる。

イーストウッド主演の人気シリーズ第2弾。今回初めての鑑賞です。
監督は全然知らない人。だが脚本はあのジョン・ミリアス と マイケル・チミノなんですね!凄い!
どちらかが監督すればよかったのに。
『イーストウッド』『ハリー・キャラハン』『凄腕刑事』『マグナム44』。
この程度の知識があれば誰でも楽しめるポリスアクション。

組織を束ねる大物や犯罪を繰り返す悪党など 法の目をかいくぐってきたワル者達が 次々と何者かに殺されていく。
ハリーは捜査に挑むが 容疑者は意外な人物だと気付き動揺する。
同僚や相棒が犠牲になるなか ハリーは上司に捜査報告をするのだが・・・

決して つまらなくはないが、なんか「あぶない刑事」レベルのノリ。映画版じゃなくてTV版のほうの。
迫力がない というかワクワクしないというか。あまりお金がかかってないような作品。
資金難だっのかな?
だったら脚本で勝負!という事で 凄い2人を脚本家として呼んだのだろうが 言うほど凄いストーリーって程でもないかな。
結構早めに犯人分かったし。
でも終盤のあの展開だけはビックリした。あそこだけ凄い。

冒頭 マグナム44をずっと映していて最後に
『この銃の威力を知ってるか? 一発で頭が吹き飛ぶぞ!』
なんて言うんだから 本編で頭吹き飛ばしてよ!
ネタバレになるので伏せておくが当時(73年)としてはかなり画期的なストーリー展開だったのではと思う。
当時の観客達は相当この展開に興奮したのでは?
しかし今となっては似たような展開の作品が沢山あり過ぎて・・・
第1作目は恐らく今見ても めちゃくちゃ面白いはず!
それに比べたら やっぱりちょっと落ちるかな?本作は。

イーストウッドと「ダーティハリー」ファンの方々には 沁みる作品なのでしょうね?
オープニングの古〜いワーナー・ブラザースのマークには 萌えた。


😷コロナパンデミック中に鑑賞😷
健一

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