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フェリーニのローマのおしゃのレビュー・感想・評価

フェリーニのローマ(1972年製作の映画)
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勝手に小難しい話かと思ってたが、感じればいいって感じで、気楽だった。フェリーニのなかでも一番気楽に見られたかも?
ローマに夢見た断片を詩のように昇華している。流れゆく思い出。中沢新一がアースダイバーで、アースダイバーをローマでやったのがこの映画だってかいてたので入りやすかったのと、もう疲れてきっていて、言葉グッバイみたいなモードでみたのでちょうど良かった。
cenaの街のガヤガヤ食卓シーンはもちろん好きだけど、
ファッションショーのカット、いちいち構図かっこいいのと、枢機卿や教皇の面白は、上野顕太郎の漫画に出てきそうだよ。

最後バイクのシーンで終わったのはそのときは拍子抜けだったけど、ローマの街をドライブしてるときの思い出と重なってかなり気持ち良い風を思い出したので、それがスルメに身体化されそうで、よい収穫とはった。
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