Ryan

華麗なる賭けのRyanのレビュー・感想・評価

華麗なる賭け(1968年製作の映画)
3.3
華麗なる賭けはどこ?



ストーリー
とあるホテルの一室で、二人の男がボストンの市中銀行を白昼襲撃するという一大犯罪計画が密談されていた。そこへ計画者と思われる男が、度肝を抜く秒刻みの作戦を披露する。やがて計画は実行されるが......。



主演 スティーヴ・マックイーン



なーんか、嘘くさい映画。
結局なんだったんだ?
マックイーンのドヤ顔入れとけば問題ないみたいな雰囲気。
OPなどは超アーティスティックな犯罪映画かと思ったら徐々にラブコメ要素も入り混じり、終盤の展開に「偽物アーティスティックかい!」
ストーリーがどうこうではなくもはやスティーヴマックイーンのための映画であるからして、マックイーンがカッコよく見えればそれで良いのだろう。そのためマックイーン映画の中ではどうしても地味だし、ラストにゲンナリはしてしまう。
最近の映画で例えるならマックイーン版「別れる決心」とでも言おうか。

中盤の中弛みがすごく、かなり眠たくなる。
何故なのか?と考えて観たが、単純にマックイーン主演ならある程度のアクション要素を期待していたが、それも序盤しかなく中盤はMVとなっているからだろう。
スティーヴマックイーンの青い目がとにかく綺麗でそれを堪能する映画。
Ryan

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