Jimmy

四十八歳の抵抗のJimmyのレビュー・感想・評価

四十八歳の抵抗(1956年製作の映画)
3.5
日本映画専門チャンネルで鑑賞。

若尾文子出演の未ソフト化作品(当時)なので観たのだが、若尾文子と川口浩はサイドストーリー的な感じだった。

オープニングシーンは、若尾文子と川口浩のキスシーンから💗

「おっ、いつもの二人がいきなりきたか!」と思って観ていると、若尾文子の母親(杉村春子)、父親(山村聰)である。

母親から「りえちゃん」と呼ばれる若尾文子は、下着シーンを見せたり、珍しい歯磨きシーンがあったりと期待持たせる冒頭部分であるが、この後は父親の山村聰と娘と同い年ぐらいの雪村いづみの二人が主軸となる。

山村聰をそそのかす役で船越英二が登場して悪魔のような存在。

そそのかされた山村聰は、「小悪魔的存在の雪村いづみ」と箱根へアバンチュール。しかし、夜になって布団が敷かれて、山村聰に押し倒された雪村いづみが「おじさま、堪忍して! お嫁に行けなくなります!」という件は、見かけは奔放に見えるが古風な日本女性を体現していて印象的だった。

その合間にも、若尾文子の妊娠が分かり、両親は川口浩との結婚を認めるエピソードなどあり。

ただ、若尾文子目当てで観ると、物足りない感あり😅💦

まずまず楽しめる映画。
Jimmy

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