第10作（1980年／ウディ44歳）「スターダスト・メモリー」
第7-9作「アニー・ホール」「インテリア」「マンハッタン」のプチレビューも付いてます　笑
なんとよくわからなかった「ウディ・アレンの愛と死」の後、ウディ・アレンの伝説の3連続傑作「アニー・ホール」「インテリア」「マンハッタン」という奇跡の連なりが神々しい。※この作品の後、プチレビュー転載いたします。

で、、印象が薄いのですが
第10作（1980年／ウディ44歳）「スターダスト・メモリー」

劇中劇のカタチでウディ・アレンが最近作の出来にあえぐ映画監督兼主演というセルフオマージュ。映画祭で上映されファンに受け答えしながら、回想に移行したような。そこで幻想的な美しさが溢れるシャーロット・ランプリングが現れる。彼の作品に出ていた女優で恋人。しかしあまりに似つかわしくない。。現在は夫を捨てて映画祭に来た2人の子を持つ人妻と女性バイオリニストの間で右往左往しながら進行していって、、、クライマックスにそう来たか的な構成もあるけど作品にはハマれませんでした。


第7作（1977年／ウディ41歳）「アニー・ホール」4.4点
好きなウディ・アレン映画　第1位
記念すべき第50回アカデミー作品賞受賞作品✨
（レビュー済なのでミニレビュー）

ウディアレンがウディアレンである所以がぎっしり詰まり、彼の才気が凝縮している作品で噛めば噛むほど味が出る人間の悲喜交々が見事に描かれた人間洞察が冴えまくった快作。
何より魅力なのはウディアレンとダイアンキートンの相性の良さが抜群なこと。個性的はファッションも映えるダイアンキートンの軽妙洒脱でチャーミングな台詞回しは好きにならずにいられない。コメディ作品史上、唯一のアカデミー作品賞受賞と言われているが果たして本作はコメディの域に止まらない。男女の視点の違い、人生のアイロニー、恋愛のときめき、ピーク、倦怠、別れ、夢と現実、LAとNY、生きる切なさ、やるせなさ、生きることと死ぬこと、そしてささやかな希望。この作品にインスパイアされて傑作ロマコメの「恋人たちの予感」やビフォア3部作が生まれていく。残りの人生で何度も見直すことでしょう☺️

第8作（1978年／42歳）「インテリア」4.1点
好きなウディ・アレン映画　第5位

ウディアレンがイングマールベルイマンに憧れ過ぎて、オマージュを超えて真似に挑戦しているようだが、見事にピーンとした緊迫感と意地悪いユーモアに満ちた静逸な女系家族の物語を綴っている。海辺の映像も美しく、たまに見返したくなる隠れた傑作。

第9作（1979年／43歳）「マンハッタン」4.0点
好きなウディ・アレン映画　第9位

ウディアレン作品の中で最も美しい。モノクロのマンハッタンの情景が心に刻まれるセンスの良い映画だ。17歳の女子高生と42歳の禿げた中年の恋愛。ヒロインのマリエルヘミングウェイはあの文豪ヘミングウェイの孫娘。禿げた中年はウディアレン。現在干されウディの元凶のようでもあるが、明らかに精神年齢に勝る17歳が42歳をたしなめる。その関係性が妙にしっくり見えるのが不思議だ。私はアニーホールの方が好きだけど、この作品の方が好きなファンもかなり多い。何だろう。音楽も映像も台詞も歪な恋愛劇も流れるように紡がれてとにかく浸れる不思議な魅力を持つ映画だ。リビングを薄暗くして、ラプソディインブルーに身を委ねながら、名カメラマン、ゴードンウィリスの芸術的なモノクロのマンハッタンの夜景を眺め友人と語らいながらこの映画を観たいな。みんなでしょーもないウディをツッコミながら　笑

監督脚本主演はウディアレン。
ウディ演じるサンディは人気コメディ映画監督。
フェリーニの8 1/2のオマージュ作品だそうです。
停車中の隣の列車に美女が！
美女はシャロンストーン。デビュー作です。
ヒロイン多め。
シャーロットランプリングが、
美しいクールビューティー。
マリークリスティーヌバローは初めて観たかも。
顔の体操、笑
ジェシカハーパーはミステリアスな魅力。
映画館で観るのは、自転車泥棒🎬
シリアス調で気の利いたことを言ってるかもしれないけど、全然分からず謎でした〜。
カメラ目線で寝そべる、シャーロットの表情はよかった。

• #自転車泥棒
• #ルイアームストロング
• #気球

人気コメディアンなのについ哲学的にものを考えがちで、すべてのものに意味があると思っていらぬことにまで悩む。
有名になりすぎると自分の存在意義について悩むことがあるのだと思う。
もっと何かするべきではないのだろうか？とかなすべきことはこれだけでいいのかとか。
そして結果あの適当な安請け合い笑
常日頃、個人的にはウッディが出るウッディ作品は鼻についてあまり好きではないと書いていますがこちらはあまりにハマり役すぎてまぁ面白い。
いわゆる81/2のコミカル版なんだけど、ウッディ自身の体験談てんこ盛りなんだろうなぁとか思って見てたらちゃんと楽しめました。
この頃のシャーロット ランプリング様の神々しさよ・・・手を合わせそうになりました。