自分のコンプレックスを解消するのに子供の才能を駆使しようとする功名心と母性がちょっとずつ芽生えてキョンミンが好きになる先生と、母の面影を投影している不遇な天才少年。
今となってはベタな展開だけど、チョンドヨンだったらもっとウェットになりそうな役がオムジョンファのポジティブなムードで中和されていてスッと入ってくる物語だった。
ピアノ曲の選曲もいいところに「トロイメライ」が使われていて、超絶技巧の難曲にいかず優しい雰囲気でまとめてあったところも好きだった。
今でこそ、飛行機の中でアクションしたり選挙に出ているファンジョンミンを困らせたり、突如ガルクラの曲をリリースして「強気の女性」代表みたいになってるけど、オムジョンファは泣き顔もすごく綺麗でストーリーを牽引できるスター俳優だと再確認。
