DVD試聴。
見てみると反日というよりも日本強占期における親日派や戦争加害、「生き残った者」の映画でした。
家族の全員が慰安婦・反共・徴用工と今もなお引き続く問題の被害者であった、余命いくばくもない老>>続きを読む
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以前に「この映画のイ・ビョンホンが情けなくてすごく良いよ」と韓国映画先輩に教わり試聴。
先輩の言には現在のイ・ビョンホン俳優の姿を予言する目があったのかもしれない。
01年作、この時期の韓国映画には>>続きを読む
推しなので冷静にはなれないです。
発声上映一回、プレミアスクリーン一回で観ました。
ミュージカル映画だとは知っていましたが、やはり突如始まる歌唱に面食らったオープニング。
でもすっかり映画に引き込まれました。
余命ではなくて、病状を知る夫が軸になるのかと思いきや。
死ぬまでに>>続きを読む
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前のカンヌからずっと気になっており、マッシブアタックやレディオヘッドのMVは世代なので、あの人がどんな映画作ったんだ?しかもホロコーストの?と。
しかしそんなのが、すっげぇ軽いサブカル脳だったと。>>続きを読む
視聴が難しくなった作品で、そのカルト人気にずっと観たいみたいと思っていましたが、ヨルゴス・ランティモス監督がリメイクするらしいとのニュースが出た時に、ランティモス監督に軽いジェラシーを感じ、宅配レンタ>>続きを読む
民国期の上海が舞台、激変する情勢の渦中にいたスパイ。
時は上海事変から真珠湾攻撃を挟み、終戦まで。もちろん日帝の残虐行為も出てくる。
史実ベースのフィクションなので、汪兆銘や中国国民党と中国共産党との>>続きを読む
チホがドキドキで全身こそばゆくなってるのがかわいくてかわいくて。
とてもキュートな映画でストーリーも順行してわかりやすいのだけど、チホは変哲ない生活が鮮やかになり、イルヨンは打算を打って仕掛けるが「>>続きを読む
聴覚障害の青年が高校時代の友人の結婚式に向かい、言えなかった言葉を伝えに行くショートムービー。
冒頭の「閉じ込められた」が多義的になり、目の演技がものをいう才気ある演出と手話表現の奥深さが詰め込まれ>>続きを読む
静かな水面を漕ぐようなテンポで、埃をかぶる前に取り出しては慈しんだ記憶がある二人が素敵だった。
劇中のイニョン「인연」縁、ひっくり返すと「연인」恋人となります。
こういう韓国語の美しさがなかなか分か>>続きを読む
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楽曲の良さ、ハイパフォーマンスを繋いだ編集が良く、天井にもスピーカーがある映画館で観れた。
もちろん、いい曲で踊れない声出せない拷問の側面はあるけども。
ジョンヒョンの顔が映った瞬間にはもう。キー君>>続きを読む
ある夫婦のミシミシと内部崩壊してきた過程が、客観・他人である法廷で語られるので、いたたまれない気持ちになった。
二人同士では「わかっている」と慣れと信頼で了解されていたこも、不可侵な部分であり、溝・壁>>続きを読む
原作でもその人の核が自分の思い込みであったなら、とゾッとする原点から個人のバックボーンやルーツをピーリングしていく丹念な筆致が冴えていて。石川慶監督が「わからない部分」と「わかっている部分」の欠片同士>>続きを読む
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ラブストーリーに焦点を当てたことで、難民の社会的不安定さや国境に翻弄され、苦難を経験した20代の青年の肖像が霞んでしまっていた。
こういう役こそ20代の誰も知らない俳優を起用しなければならないんでは>>続きを読む
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耳なし芳一の全身お経で耳を切られるとか、カチカチ山での背中の荷物に放火される、とか悪い魔女が墜落させられるとか、竜巻で家ごと飛ばされるとか、頭につけてる金輪が締まっていくとか、子供の頃からそんなシーン>>続きを読む
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間違いない。楽しめる。スコア入れはバランスをとったもので、主観では5億点です。
犯罪都市のヴィランはバルクも悪意もムッキムキでほんとに健康的です。顔色悪い陰険なヴィランは登場しません。今後そういう>>続きを読む
古くなってた。
くっそーって思ってることを押し込めて大人になるとこを押し込めなかった若者のとんでもない若気の至り。
すがすがしい一作。
テキトーな自問自答への自己解答って無意味なのかもって、思える>>続きを読む
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山間、深く鮮やかな緑に囲まれる山村、走り回る子が誰の子供かみんな知っていて、自分の親が誰の親戚かみんな知っているような住民が突如、「ここは戦場になるので避難しろ」と告げられる。
老いた親を背負い、家>>続きを読む
まんまと手のひらで転がされました。
最初はんーあるある、ね、わかったよぉ〜こんな感じね〜からの、、え?んん?えええ?の、うーわかっこいになって。
最後車窓にもたれて襟を立てたチュジフン俳優に惚れ直し>>続きを読む
ちょうど「セシボン」と同期ぐらいか、
軍事政権下のロックシーン。
独裁者の元で行うロック、矛盾と情熱が同居した青年たちが眩しかった