セもな

重力ピエロのセもなのレビュー・感想・評価

重力ピエロ(2009年製作の映画)
4.0
大学院に通う平凡な兄、泉水とイケメンで多才な弟の春、陽気な父。兄弟は街の連続放火事件と現場付近に残されるグラフィティアートに気付き謎解きを始めるが、進むにつれ過去から今へ繋がる家族の謎が明らかになっていく。
タイトルだけ聞いたイメージとは良い意味で全然違っていた。仲の良い序盤のシーンからは想像できない“ 重力”を抱えた家族の物語だった。
若干弟がカッコ良過ぎで話が入ってこない時が度々あってびっくり。家族の過去と今の重さに耐えかねて辛かったけど終わりが良くて安心した。春の唇を触る仕草が父さんと同じだと言うシーンが1番お気に入り。
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