映画大好きザウルスくん

沈黙の戦艦の映画大好きザウルスくんのレビュー・感想・評価

沈黙の戦艦(1992年製作の映画)
3.0
セガール40歳頃。
無双指数3。

記念すべき沈黙シリーズ第1弾!予算規模が大きかったり、テロリストグループのリーダーをトミー・リー・ジョーンズが演じたことによって悪役に魅力が出たりして、それまでのセガール作品と比べて明らかに映画全体のクオリティが高い。戦艦ミズーリを再現し迫力ある映像に仕上げた高い特撮技術にも感動。

しかし、映画としての質は高いもののセガールの一強状態に期待していた自分からすると仲間を増やして共闘していく本作はそこまで好きな訳でもない。合気道もあまり使わず銃撃戦も機関銃を多用、玄田哲章版で観たこともあってか主人公がシュワちゃんでも良かった気がしてきてセガールである必要性をあまり感じなかった。

それでも今後続くセガール職業体験シリーズ、つまり「元特殊部隊のエリートが引退後一般人に紛れ込む」の序章となったうえに伝説のおっぱいケーキシーンもありやはりセガール好きなら一見の価値がある作品と言える。