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ドン・キホーテのmuscleのレビュー・感想・評価

ドン・キホーテ(1933年製作の映画)
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主演のシャリアピンを初めて知ったのだけど、まじでこの映画は彼のための映画のようなものでずっと歌いっぱなし。ウェルズ版のフランシスコ・レイグエラよりも、ギリアム版のジャン・ロシュフォールよりもずっとドンキホーテしてる。映画自体は第一の旅をサンチョとミックスして焚書で終わる。パプスト版は焚書を異常なほど長く映す。小説内でまさに今書かれつつあるドンキホーテが燃やされることの過激さが原作にはあったから、フィルムじゃないと筋が通らないのだけれど、それはフィルムだとまじで一瞬で燃え上がってしまうから?
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