巨匠アンドリュー・ロイド・ウェバー作曲の全台詞歌詞が美メロ、壮麗な編曲、それに負けないマドンナの歌声、ダンス、演技、それから圧倒的な群衆の贅沢な使い方の連続でアルゼンチンの近代史の一部を描いた傑作。
地方の貧しい娘が文字通り裸一貫でブエノスアイレスに上京し大統領夫人までのしあがったエヴィータことエヴァ・ペロンの生涯を演じ切るマドンナと語り部役のアントニオ・バンデラスが絵になる。
国民の絶大な支持を受けることと、政権の維持の両立がいかに困難か。それはアルゼンチンに限らないと思った。
美術も衣装も音響も非の打ち所がない。
劇場で観るべきでした☺️
NHK BS