あまなっとう

トゥルーマン・ショーのあまなっとうのネタバレレビュー・内容・結末

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

【2024年 27本目】

映画としてはすっごく面白くて、唯一無二で、もう二度と同じような設定ではできない本当にこれだけって感じの映画。
昔の色合いの感じが素敵でおしゃれな映画だったなー。
主人公の役者の人柄と表情とキャラが可愛くて愛せる。けどその愛せるキャラだからこその番組と思うとほーんとに恐ろしい。

あまりに製作陣が悪趣味というかやりすぎというか、不愉快なのと、この番組を観ている人の反応とか観てて自分もなんかこの映画みてるの嫌だなみたいな謎の感覚に襲われる後半。

ラストの、今までの人生、放映されていたと知り、「何か話せ!」と言われた後の、終わり方が見事。スターとしての人生を終え、新たな人生のスタートに前向きに向かっていく感じが素敵でした。

ある意味、温室育ち(比喩的な意味ではなく)だったからこその自己肯定感とポジティブさがあり、これからも元気に生きていけそうでよかった!って思った。

この映画、ジャンルホラーでしょう。