狂王キシリトールヴィヒ2世

サテリコンの狂王キシリトールヴィヒ2世のレビュー・感想・評価

サテリコン(1969年製作の映画)
4.7
ぎんぎんすぎて歳とったら観るの無理になりそう。訳の分からない風俗、諸肌、色彩の大洪水に翻弄される。限りない熱狂何度でもブラボーと叫び出したくなる映像群。堕落しきって淫蕩に満ち満ちた古代ローマ最高すぎる。人波をかき分けて進むような映画なのに似た人間は1人として出てこない。主要キャストから一瞬だけ映るエキストラまで全員が際立った印象を残す。状況を一切理解できてない余所者を有無を言わさずミノタウロスに扮した闘士とたたかわせて右往左往する様を笑いものにした後に青姦させる祭まぜてほしい。主人公がフニャチンになってから映画もややフニャチン気味。