てらっち

グレートハンティング/地上最後の残酷のてらっちのレビュー・感想・評価

3.6
人間は動物を殺しながら、動物にあいされたい。
我々人間には動物の存在が必要なのだ…

動物対人間、動物対動物の狩り、野生と文明社会の対比をテーマに描いたドキュメンタリー映画。

4年間にわたり世界中をロケして作られたものらしい。
どこまでがほんまで、どこからがフェイクなのか分からんくらいリアルでした(艸゚Д゚ll)

アフリカの自然動物保護区で人間がライオンに食べられるシーンが話題となったらしい。

でもそれ以外にも衝撃なシーン・エピソードがあって興味深い内容でした(*´艸`*)

お子ちゃまと観るには、説明しづらいシーンがあるので、注意が必要です(笑)

●原住民が槍でカンガルーや象を狩るシーン、ブーメランでコウモリを狩るシーン
技に感動する。8歳の娘は「かわいそ、かわいそう。これ見たくない」って言ってたけど、「豚肉とか牛肉食べるやん。それだって生きてる動物殺して食べてるんやで。この人たちだって生きていくためにやってはるんやし一緒やん」と言ったら「えー」って不服そうにしてた(笑)

●「地球を孕ませる」ために、地面に穴を掘りそこに射精する原住民。獲物を増やすために増やしたい動物の頭蓋骨を付けた筒に射精して、川に流す原住民
いろんな民族があるんやなぁって興味深かった(p゚∀゚q)全員が同じ方向向いてうつ伏せになって腰を動かしてる光景は神聖さを感じた。でも娘に「何してはんのー?!」って言われて説明に困りました(笑)

●狩猟の技を引き継ぐ儀式として行われてきた人喰い
人喰いは死刑になる法律を作ったらしいけど…自然死したやつやしその民族間でやられてるだけならほっといてあげたらいいのに…なんて思ってしまった(・ω・`)

●ピューマと戦って負傷したワンコ
内臓ドロリンちょ。お腹をデカい針で縫合してるシーンも痛々しかった。

●白人による原住民狩り
ち◯こをナイフで削ぎ取って口に突っ込んだり、頭の皮を剥ぎ取ったり、首ちょんぎったり…グロかった(艸゚Д゚ll)

遊びで狩りをする人達も胸糞でした。

「原住民は生きるため生活するための狩りをしているが、都会の人は殺すために動物を飼育している」「都会の人は動物が死ぬところを見たことがない」って言葉が印象的やったなぁ。。

デパートでやってた掘り出し物市みたいなんでたまたま見つけた本作。
眠たくなるシーンと激しいシーンの落差が凄かったけど、面白かったです♪

有名なライオンのシーンだけじゃなく、原住民の狩猟や儀式のシーンにも注目してほしいです(*´艸`*)
てらっち

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