ゾロ

セルピコのゾロのレビュー・感想・評価

セルピコ(1973年製作の映画)
3.5
ニューヨーク市警に蔓延する汚職や腐敗に
立ち向かう警察官 フランク・セルピコの
実話に基づいた物語

アメリカの闇が描かれている

本作より後年だけど、大好きな
"カリートの道"と同じ倒置法演出

信念の理由や決意の強さ?の源が不明で
何故、そんなに不器用なのか?と思ってしまう

正義に生きた…というより
そんな運命に流されてしまった…

完全に内通者とバレているのに、
証言台に立たない!という拘りや
思考理由は何故なんだろうか?
(何か見逃したかな?)

色々と腑に落ちないなーと感じた

ビルの屋上を飛び越える危険を犯してまで
見張りの居るところから突入するシーン

えっ?そこから!? が一番驚いた!

街の巡回中に、いなくなった警官を
名指しで馬鹿にしている子供がいた事

搾取されている街の住民はみんな
ズブズブな関係を知っているのに
気づいていない市長の片腕と
上司を疑わないセルピコ…

鈍感力が過ぎる
ゾロ

ゾロ