かりん1

長屋紳士録のかりん1のレビュー・感想・評価

長屋紳士録(1947年製作の映画)
4.4
これもジャケに惹かれた

感想👇
1947年 監督 小津安二郎
戦後2年だよ!
 
いきなり、
『子供拾うてきた』
『子供いらんかね』
と、言って『坊や』を母やんの家に置いて行った

仕方なく 『坊や』を預かっているうちに 情が湧いてしまった『母やん』
『坊や』を 
自分の子にする気持ちになったら

お父さんがお迎えに...。

口が悪くて 文句ばっかり言ってた 母やん(飯田蝶子)。

寂しくなって泣いてるところに来た近所の人に
『子供はおらんかね?』と、聞いている。

上野に行けば 『仰山』 いるよ‼️
『そして』

上野公園の子供達を映して
『オ.ワ.リ.』

戦後の様子をそれとなく見せながら 戦後の状況を知らせたいのか?
ただ 『下町の人情物語』なのか?

特別に変わったことがあるわけでもないが、何となく見てしまった。

悲惨な戦争の後の
上野公園の子供達。

そんな時代に この映画を制作しただけでも 驚いています。

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笠智衆さんがとても 素敵。
そして歌とみんなの音頭も良かった。
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