⚪概要とあらすじ
ウーピー・ゴールドバーグの人気を不動の物にしたミュージカル・コメディ。
とある殺人現場を目撃したために、組織に命を狙われるようになった売れないクラブ歌手が、裁判の日まで修道院でかくまわれるハメに。しかし、元々下町で下品に育った彼女がそんなに神聖にできるはずもなく、やがて、聖歌隊をゴスペル風に改造し...。
⚪キャッチコピーとセリフ
“神様はいつだって、迷える女性の味方です。”
「尼さんというよりペンギンだ」
⚪感想
優しく温かく笑えるハートフルコメディー。
嫌に感じるシーンが何一つない。
ウーピー・ゴールドバーグは『ゴースト』の霊媒師、マギー・スミスは『ハリーポッター』の先生のイメージだった。
吹き替えがピッタリでコメディー部分が存分に楽しめるのがいい。
神の啓示と刑事のリンクは日本人用かな。
デロリスが着替えた時の「あぁあーーー」っていう叫び声が面白かった。
デロリスが素直な女性で癒された。
もっと反発とかするのかと思いきや自分の思ったことを素直に伝えてしまうだけで困らせたいとか悪意がないように見えた。型破りだけど愛がある。
マフィアのボスのヴィンスはなかなかハンサム。それでも妻の物をプレゼントに渡してくる男はダメ。
意外と信仰深くて嫌いではない。
メアリー・ロバートがとにかく可愛い。
1人だけ衣装が違うのはまだ見習いの身だからなのね。
歌声が1番好きだった。実は作中唯一の吹き替えだそうで。
メアリー・パトリックは癒し。
陽気で明るくて踊れる身軽なぽっちゃりさん。観ているだけでこっちが笑顔になってしまう。
メアリー・ラザロは気難しそうに見えていい人。アイスのシーンでのナッツとかシロップのくだりが面白かった。
メアリー・アルマも可愛い。補聴器のスイッチをちょいちょい入れ忘れてしまう可愛らしさ。
修道院長の真面目で厳格だけど優しい。
シスターのそれぞれが個性があり、歌声も違っていていいなぁと感じた。
これはめちゃくちゃ元気を貰う作品。
麻雀のブレスレットのインパクト。
⚪以下ネタバレ
ヴィンスの部下のジョーイとウィリー2人がめちゃくちゃ可愛かった。尼さんは撃てないのね。
恐らくウィリーだと思うんだけど声優さんの言い回しが面白くって面白くって。小心者感が出てるしなよなよ感がたまらない。
軸がコメディーなので「尼さんは撃てねぇよ」の展開が大好きだし面白すぎる。
敵さえも可愛らしく見えてしまう不思議。
ヘリの操縦士を追い回すシスターたちの圧が半端なかった。
⚪鑑賞
金曜ロードショーで鑑賞。