オーウェン

沈黙の要塞のオーウェンのレビュー・感想・評価

沈黙の要塞(1994年製作の映画)
3.0
おかしい。セガール主演作でも最高傑作な「沈黙の戦艦」からわずか2年だ。
2年しか経っていないのに腹のほうに肉がつき始めている。

それと改めて思ったのが年齢。「沈黙の戦艦」時ですでにセガールは40歳を超えていたとは!
あの切れ味ある格闘術に改めて敬服。でもこの作品は別ですけど(笑)

原題と関係のない沈黙シリーズにすべてが変わってしまったのはこれから。
そのくせライバックが帰って来る2作目が沈黙が付かないのだから、ほとんど詐欺みたいな邦題だ(笑)

要塞がどこにあるのかさっぱりわからないが「正義を得るためには暴力が必要だ!」って事で無理やり闘いを正当化させます(笑)
まあセガールが出てきて話し合いで解決なんて事はあるわけないですが。

相変わらずの無敵ぶりで少しは悪役抵抗してくれ。
セガール映画にマイケル・ケインが出るというのはある意味貴重。だって演技派が出てもセガール映画で何を表現するんだ(笑)

環境破壊を訴える演説など終始シリアスで攻めたが、笑えるアクションがないのは致命的だ。
その代わりまだ若いセガールの技のキレはそれなりに楽しめる。
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