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チャップリンのニューヨークの王様の犬のレビュー・感想・評価

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風刺どころか赤狩りや当時の文明に対する露骨な社会批判であり、『ライムライト』から五年の沈黙を破ってでも映画で語りたかったチャップリンの気概は買うが、やはり年代順として考えると前作で綺麗に有終の美を飾るのが好ましい。まあ、途中でチャップリンが子役と激しい論争を繰り広げると思ったら息子らしくて妙に納得したが。
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