もりりた

ショーシャンクの空にのもりりたのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
5.0
冤罪で終身刑のアンディはショーシャンク刑務所へ。長年服役するレッドの心配通り暴力の絶えない日々を過ごすが、時に仲間や看守に対して身を挺した奉仕の精神を見せ驚かせる。時を経て彼の存在感は特別なものになっていた。

気の持ちようの大事さを教えてくれる名作!閉鎖的で特殊な環境だけど示されるメッセージは普遍的でわかりやすい。息苦しい日々でも与え続けることによる関係変化、屋上で飲むビールの開放感、はたまたブルックスの社会復帰の難しさなど人生の幸せや重みをジワジワ感じた!所長達の胸糞悪さも相まってアンディが解放されていくのが気持ちいい!

いい人過ぎず奇天烈過ぎないアンディのキャラがいい緊張感で次の展開が気になる!希望を語り本を集め看守の相談に乗るポジティブだけでなく、頭の良さをフル活用した伏線で思い切りカウンターを浴びせる!その信念と実行力が魅力的でした!アンディの独特さを見抜き大胆な行動に微笑むレッドの渋さもいい感じ!必死に生きる・レッドもここにありきは名言!

静かだけど各シーン見所ありしっかりと心を揺さぶられ、最後には予想外の仕掛けを持った大脱走劇で満足!万人おすすめの映画です!
もりりた

もりりた